ブラック企業には2通りあると僕は考えている。
1つ目は、利益追求の為に社員を家畜の如き扱い、朝から晩まで働かせ得た利益を還元せずに経営者の懐に入れる場合。
2つ目は、そもそも会社自体に体力が無く、その体力を社員の体力や時間で補う為に行うブラックな場合。
一見するとどっちも同じブラック企業のように見えるがまったく違うと僕は考えている。
利益追求型企業と体力の無い企業のブラックぶり
どちらに就職しても社員は大変
1つ目の利益追求型のブラック企業の場合、業績もソコソコ良いだろうし会社としての信用もあるだろう、なのに社員に重労働を課すのはいかがなものなのか?と考えてしまう。
2つ目の体力が無い会社の場合は、社長から社員に至るまで重労働をしないと会社自体の存続が危ぶまれるような感じでもしかしたらスタートして間もない0から1にする瞬間の生みの苦しみの最中なのかも知れない。
どっちにしても社員は大変ですよね。
自分が経営者にならなければこの感覚はたぶん一生わからない。
あくまでも社員として会社に勤める感覚だと結局どちらもブラック企業です。
1つ目の利益追求型ブラック企業に入ってしまうとさすがに地獄ですね。
休みを休みと思わない上司、有給っておいしいの?なんてことを言い出す上司、抱えきれないほどのキャパオーバーな仕事量に毎日疲弊して帰っても寝るだけの生活が待っている。
それでも給料が高いならまだいいじゃないですか、低い人なんて五万といます。
残業してもまったくもらえない人だっているし、サービス残業地獄ってやつですね。
どっちに就職しても待つのは地獄ですね。
ブラック企業に入ったおかげで病気になる人
この場合の病気のほとんどは体力的な病気よりも心の病気の人が多いです。
会社についていけない人で気の弱い人がかかり易いと感じます。
簡単に言えば言いたいことが言えない人は注意したほうが良いということです。
東京に住み、東京の会社へ毎日通い、妻がいて子供はいなかったが数年で病にかかり現在は妻方の実家である富山県に療養に入った同期の友人がいます。
すでに6年ぐらいこのような生活をしていて彼は今、どうなっているのか・・・もちろん電話をすれば電話に出ます。
僕との会話は普通に出来るようですがそれ以外の人だと近親者じゃないと会話をしていると大量の汗が出てきてどうにもならない状態になるみたいです。
本人はうつ病だと言っていますが僕にはわかりませんし、どんな辛さなのかもわかりません。
見た目、会話の内容に違和感もないし、気がついたことと言えば目が伏せっているぐらいです。
人は病気になるとこんなにも弱くなるんだと感じた瞬間でしたね。
健康でバリバリ仕事の出来る環境へ
ブラックならブラックで僕のように逆手に取って昇進していく気がないならサクッとやめることを考えたほうが良いです。
長くいればそれだけ辞めづらくなりますからね。
ハッキリ言って零細企業のブラック会社なんて将来どうなるかなんてわかりません。
退職金も出るような気もしないです、ですが自分はもう半分あきらめていますが収入の確保を他にも作っているのです。
会社からの給料とは別に、投資もしていますしネットを使って副業もしています。
いつ会社と決別しても良いように収入の確保を他でもやっているので今のところすぐに何かあっても食べていける自信もあります。