上司にこんなことを言う人がたまにいますね「経営者意識をもて」
あっ、社長さんにもいますね。
でね、今回はこの「経営者意識をもて」と言う言葉はブラックワードなのかと考えてみました。
そもそも経営者になりたいわけじゃないので必要の無い言葉である
経営者意識は芽生えません
うんとね結論から言えば必要を全く感じません(キッパリ)
独立自営になりたいとか将来起業するんだと言う人にとっては少し必要かもしれませんが我々一般の社員にこのような意識そのものは必要ありません。
だってそんなもん無くても給料貰えるし、無くても生きていけるし、なんでそんな意識が必要なのかわかりません。
もしかして洗脳しようとしているのか?とさえ疑ってかかる時もあります。
その言葉を社長さんが言うのであればまだ理解は出来ますが上司が言うぶんには本当にヤバイです。
「お前は本当にそんな意識を持って仕事をしているのか?」と聞きたくなるもんです。
社員に経営者意識が無いぞと怒鳴る上司
この記事の経緯は以下の通りです。
下請けさん、材料屋さんへの支払いを確認するために一般社員に計算させる。
上請けさんからの入金日を確認する。
そこで資金ショートが起こる可能性が出てきた、そこで上請けさんに支払い日の前倒しをお願いする。
下請けさんには支払日の遅れを提案する。
こうした作業を社員が行う場合、キチンと理解をしていなければどこかでまた資金ショートが発生するわけです。
そうこうしていると7月にした仕事があまりなく、入金が少なめの時期があり、翌月にめちゃくちゃ忙しくなるパターンのときがあぶないのですが、それが理解出来ていないのが社員です。
なぜなら締め支払いが無いので給料は毎月決まった日に支給されるからですね。
もちろんキチンと経理がいれば前もってわかっているはずなんですが所詮経理は計算するのが仕事なので相手企業さんとそういう折衝を行うことはありません。
なのでこの話を普通の社員や経理にしたとしても同じ。
気がついたら資金がショートする事態になったときに会社のトップが声を荒げます。
「お前ら経営者意識が足りない」と・・・・僕から言わせれば馬鹿なのか?とさえ思いますがまじめに言ってきますから驚きです。
働き方は自由なのです
今の時代、無駄な残業はしたくないしお給料だって生活が出来ればそれで満足みたいな風潮が流行っていて自分の時間を大切にしたい人が増えている事実。
そんな人たちに向かって経営者意識を持てなんていくら言っても鼻で笑われるだけです。
そもそもそこに向かっているのであれば問題はありませんが向かっていない人には無駄な言葉がたくさんあります。
ブラック企業側はなんとかして会社の利益を増やしたい、社員はなんとかして楽したいと深まらない溝があるわけで、無駄なやりとりがあるのが笑えます。
お宅の会社ではこういう言葉言ってたりしませんか?