昔々、1990年代の頃の3Kと言えば「キツイ・汚い・危険」と言って現在の僕が勤める建築系の仕事を指す言葉だった。
では今は違うのかと言えば相変わらずの状況ですが最近の3Kは様子が違うようです。
懐かしい響きの3Kが現代でも脈々と受け継がれる現実
「キツイ・汚い・危険」
3K職場にいる僕が感じる事、キツイ・汚い・危険のうち特に感じるのは「危険」でちょっと気を抜けばいつ怪我をしてもおかしくはない。
仕事場で居眠りとか、気を抜くなんてことになったら常に危険です。
そんな3Kと言う言葉の定義が最近ではブラック企業を指す言葉に変わっていることをご存知だろうか?
ブラック企業の3Kとは
「キツイ・帰れない・給料が安い」に変わってしまいました。
平成生まれぐらいの人ならもう昔の3Kなんて全然知らないかも知れません、遠い昔の言葉になりました。
それぐらい現在では建築系の職人さんと言う職業に人気が無く人が少なくなったと言うことかも知れません。
では一つずつ見ていきましょう。
「キツイ」
これは体力的にキツイ、精神的にキツイ、職場の人間関係がキツイなどがなんとなくわかりますね。
この中でも僕が一番嫌なのは「精神的にキツイ」がツライかな?
人間関係は無視していれば良いんですよ、体力的にキツイは慣れるしかないと思う。
上司だけは無視出来ません、嫌な奴であってもその会社で上を目指すならなんとか取り込むしかありません。
それぐらい出来ないと出世と言う言葉から遠く離れてしまいます、何故なら貴方を上に引き上げてくれるのは上司しかいないからです。
「帰れない」
これめちゃくちゃ気持ちがわかります、もうやる事ない・・けど皆が会社にいると簡単には帰れないってこともあるし、仕事が終わらなくて全然帰れないってこともある。
子どもが小さい人だとコミュニケーションすら取れずに一日が終わってしまうことなんて日常のこと。
今しか見れない子どもの顔ってのもあるんだよなと思いながらも切なく会社にいるしかないのはツライよね。
「給料が安い」
長い拘束時間、非効率な作業、無駄な人間関係など人によって会社にいる時間が長くなる理由が違えど、時間給に換算すればすぐにわかること。
今時の高校生のアルバイトよりも安い賃金になってしまっている人も沢山いる。
ただ上司が会社にいるから帰れないとか、みんながいるから帰れないとかそんなつまらない理由の人もいるはず、本当に無駄ですよね。
でもそれが残業として認めてくれてキチンと賃金をくれればまだ良い、まだね。
ほとんどのブラック企業はそういった残業を認めてくれない、認めてくれてもアルバイト以下・・・やってられねぇ~よって声が聞えます。
せめて賃金だけでも沢山もらえるなら不満も少しは減るのにね。
ブラック企業の3Kに悩むなら
転職、退職、もしくは会社側へ食らいつき上へ上がるしかこの状態から脱出する術はないです。
労働基準監督署へ訴えたとしても基本変わりません、会社を変えようなどど思わないほうが良いです、徒労に終わるだけ。
まずは自分が変わったほうが、世の中すんなりスムーズに行くと思いませんか?
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